一週間だけ付き合って
「大丈夫なわけねえだろ。お前38度09分あるし。」



えっ嘘! 私そんなに体温高いの?


私が驚いたのと同じようにお姉ちゃんも驚いていた。


「えっ、どうしよ。そんなに高いんじゃ1人にできないし…。やっぱ予定キャンセルか。」


そういうお姉ちゃんに、西村君は優しく微笑みかけて



「大丈夫です。明日は俺が一日中こいつを見てますから。」



「えっ、それは助かるけど学校は?」



「そんなの休みます。だって俺がこいつにうつしたんですもん。風邪。」



「そーお? それは助かる。
じゃあよろしくね。明日朝来てくれればいいから。」


「はい、では。」



そう言って帰って行く西村君。


なんか眠くなってきたな…。

おやすみーー


そして私は眠りについた。
< 127 / 259 >

この作品をシェア

pagetop