一週間だけ付き合って
放課後。
「西村君、帰ろ?」
私が言うと西村君は申し訳なさそうな顔をした。
「わりぃ。今日はちょっと無理。」
「そっか。じゃ、また明日ねっ!」
そう言って私は教室を出て行く。
ーー考えすぎだよね。
西村君が奈美さんと帰るなんて。
私は西村君を信じるって決めた。
なのに、不安な自分がいる。
「よし、帰ろっ!」
私はダッシュで家に向かった。
ーーー
ーー
家についた。
すると、
ピーンポーン
インターホンがなった。
「はーい。」
私がでるとそこには、
「ヤッホー!」
ちーちゃんがいた。