一週間だけ付き合って

「ちょっ、西村君?
何勝手に…」


「お邪魔しまーす。」


私のことは無視して二階に上がって行く。


と、ここでお母さん登場。


「は? なんで彩と彩の彼氏が…?
てか、学校は?」


突然帰ってきた私たちにお母さんはビックリ。


「ごめん、お母さん!
今日学校休む。理由はまたあとで!

西村君、待ってよ!」


そう言って私は西村君を追いかける。


「彩⁉︎
…まあいいや。とりあえずお母さん仕事行くからね。」


お母さんの声に返事をしながら全速力で階段を駆け上った。
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