一週間だけ付き合って



「見ても笑ったりしない?」


「うん。」


「本当に? 絶対だよ?」


「うん。」



「じゃあ、いくよ…」



「うん。」



そう言って私はパーカーを脱いだ。


すると大和は一瞬唖然とした表情になったあと、



「悪い。やっぱ着て。」



と、私にパーカーを着るよう指示した。




やっぱ似合わなかったのかな…。


はあ、と落ち込んでいると大和は慌てた様子で否定した。



「ちげえよ! 似合わなくねえから!」



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