一週間だけ付き合って
「最低っ!
みんな純粋に西村君のこと好きなんだよ?
それで勇気をもって告白してるの。
それを、それを面倒とか迷惑とかの一言ですませないでよ!」
私はもう半泣きで訴える。
すると西村君ため息をついた。
「お前だって、付き合おうと思ってないって言ったって、期待してただろ。もしかしたら付き合ってくれる。とか思ってただろ?
ってそういえばお前、俺の執事とイチャついてたじゃん。
どうせお前はイケメン好きの軽い女だよ。
お前みたいな女一番嫌い。
一応、彼氏いたのに浮気なんてな。
最低だよ。お前。
ってもうこんな時間じゃん。
俺帰るわ。じゃあな。」
そう言って屋上を出ていく西村君。
私は1人、屋上で
「西村君のバカ!」
と叫んだ。