桃たろぉ??

「おい。ばあさんや。そのどでかい桃はなんだね??」

(見りゃ分かるだろ。)「川から流れてきたんです♪」

「ほお。うまそうだな。しばらく食事代の心配はいらないな。」

「お前にはやらねえよ。」  ボソッ

「なんか言ったか?」

「何も言ってませんよ^^おじいさんたらいやだわ。耳が遠くなったんじゃなくて??さあ、桃を切りますよ♪」

ザックリ。。。

「・・・・・・・・・。」

「いってぇなあ。寸止めできなかったらどうしてくれるんだ。・・・あっ。こんにちは☆桃から出していただいてありがとうございます。」

「はあ・・・どうも。」

不思議な出来事に、二人はコソコソ話しています。

「どうしましょう。おじいさん。赤ちゃんのうちから、こんなに話せるなんておかしいわ。桃に戻して川に流しましょうか??」

「まあ待て。こいつをもうちょっと育てるんだ。赤ちゃんの頃からこの顔立ちだ。きっと、大きくなったらもっと美人になるぞ。そうしたら、どっかの金持ちに売って金にしよう。」

「まあ!それはいい考えですね、おじいさん。そうしましょう♪」

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