うさぎと狼

髪を触ろうとした時…



パシッと腕を掴まれた。



そしてそのまま引きずり込まれる。



パニックになる私。



だって、私の顔が狼野くんの胸板にくっついているから。



「お、狼野くん」



名前を呼んでも起きない。


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