愛されることの奇跡、愛することの軌跡





あれ?


この間のような、人の影が出てこない。


『玲奈、ここにいるのは、俺だ』


健吾さんは寝ている私の上に乗り、さらに唇を重ねてきた。


『今度は目を閉じて、口を少し開け』


言われた通り、目を閉じて、口を少し開けた。


すると、健吾さんも口を少し開け、首を傾けて再び唇を重ねてきた。
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