愛されることの奇跡、愛することの軌跡
「どんな子よ」
『姉貴とタメ』
え?2つ上の先輩?
「何か陸のイメージじゃなぁい」
『何だよ、俺のイメージって』
「年下に行くタイプ?ほら、最初の彼女は同級生でも妹タイプだったじゃん…あれ、名前何だっけ?」
『クミのこと?』
バレーボールオタクだと私は陸をバカにするけど、陸はモテる。
先日のバレンタインデーで陸が貰ってきたチョコの数とその手作りの本気度合いと言ったらこの上なかった
「そうそう、クミちゃん」
『誰よ、クミちゃんって』
『もういいじゃん。自然消滅したヤツなんてさ』
「でも陸は前に"アイツに大人にしてもらった"って…」
と、私が口を滑らしかけたとき、陸に口を塞がれた。
『姉貴とタメ』
え?2つ上の先輩?
「何か陸のイメージじゃなぁい」
『何だよ、俺のイメージって』
「年下に行くタイプ?ほら、最初の彼女は同級生でも妹タイプだったじゃん…あれ、名前何だっけ?」
『クミのこと?』
バレーボールオタクだと私は陸をバカにするけど、陸はモテる。
先日のバレンタインデーで陸が貰ってきたチョコの数とその手作りの本気度合いと言ったらこの上なかった
「そうそう、クミちゃん」
『誰よ、クミちゃんって』
『もういいじゃん。自然消滅したヤツなんてさ』
「でも陸は前に"アイツに大人にしてもらった"って…」
と、私が口を滑らしかけたとき、陸に口を塞がれた。