愛されることの奇跡、愛することの軌跡
「んぐ…んぐ…ちょっとぉ、苦しいじゃないの」
『余計なことは言わなくていいの!大体、姉貴はさばけた性格なはずなのに、どうして男の1人やふたりできなかったんだろうね。いっぱいコクられてるのにさ。あ、シン兄ちゃんか』
「いいじゃん、今は健吾さんがいるんだし」
陸はことあるごとに私が聞いてもないのにいろいろ話してくれる。
その"クミちゃん"は、中学の同級生で、陸の"ハジメテ"の相手らしい。
『健吾さんでいいの?相手は先生じゃん。オープンにできない恋なんて、苦しいだけだよ』
陸は心配しているのだろうか。
でもそれにはお母さんが
『問題ないわよ。学校の先生ほど信用できる彼氏はいないよ』
『余計なことは言わなくていいの!大体、姉貴はさばけた性格なはずなのに、どうして男の1人やふたりできなかったんだろうね。いっぱいコクられてるのにさ。あ、シン兄ちゃんか』
「いいじゃん、今は健吾さんがいるんだし」
陸はことあるごとに私が聞いてもないのにいろいろ話してくれる。
その"クミちゃん"は、中学の同級生で、陸の"ハジメテ"の相手らしい。
『健吾さんでいいの?相手は先生じゃん。オープンにできない恋なんて、苦しいだけだよ』
陸は心配しているのだろうか。
でもそれにはお母さんが
『問題ないわよ。学校の先生ほど信用できる彼氏はいないよ』