愛されることの奇跡、愛することの軌跡
相楽先生、そして私が負った心の傷。


あの出来事そのものは消えはしない。


だけど、乗り越えないと前に進まないし。


相楽先生で言えば、原口先生が恐らく望んでいたこと。


"ありがとうございました"


と号泣の相楽先生。


最後に健吾さんが原口先生のご家族から"ぜひ息子の墓参りにいらしてください"と伝言を預かったため、お墓の場所を教えて相楽先生のクリニックを後にした。
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