愛されることの奇跡、愛することの軌跡
お腹いっぱい、胸いっぱいの私は、健吾と一緒にひとつ下の階にある部屋に入った。


え?スイートルーム?


初めて入った。


こんなに広いんだね。


ベッドもバスルームもトイレも、もちろん部屋も3つあるし。


ベッドとキングサイズのやつが2つある。


思わず、キョロキョロしてしまった。


『もぅ、玲奈ぁ、落ち着きないよぉ』


あ、健吾の"あの声"だ


その途端、背後から健吾に抱き付かれた。


『あー、やっと玲奈にこうできた』
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