愛されることの奇跡、愛することの軌跡
玲奈のお父さんに、実は頼まれていた。


"玲奈を大人にしてやってくれ。このままでは、あの子は一生男性に歩み寄れなくなってしまう"と。


普通、父親が娘の彼氏にそんなことは頼まない。


だから信用を得られたことは嬉しいけど…玲奈の身体の完全な虜になってしまい、何回も彼女と交わったことまでは、さすがに言えない。


あの時は回数を重ねるうちに、玲奈の反応が変わってきたんだ。


最初は痛みに耐えていたから。


玲奈は決して俺には言わなかったけど。


だから今日は、最初から玲奈には痛みのない、甘い快楽を与えてあげたい。


俺が満足するまで、俺の愛を受け取って欲しい。


今日は俺の誕生日だけど、それが今一番、望んでいることだから。


紅葉のことは、もう思い出として心に残すだけ。


俺に愛されている玲奈の姿を、心行くまで堪能したい。
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