愛されることの奇跡、愛することの軌跡
玲奈は、まだ着替えが終わらないのだろうか。


隣の部屋にいる玲奈を急かすべく、ドアをノックした。


『玲奈、まだ着替え終わらないの?』


「う、うん…」


『開けるよ』


鍵のないドアだったのでこちらから入ることができた。


俺は玲奈の返事を待つことなくドアを開けた。


『キャー!ダメだよ』


「時間かかりすぎ」'


俺が見た玲奈の姿。


ベビードール?


淡いピンク色のフワフワした格好は、玲奈を文字通り"ウサギちゃん"にしている。


ただ…バストのサイズが合ってないらしく、かなり窮屈そうだ。


玲奈が部屋から出て来られない理由は、これかな?


「胸元がもう見えそうなくらいセクシーなことになってるよ」


と、フロントのホックをためらいなく外すと、玲奈の豊かな双丘が解放されたように勢い良く飛び出した。


肩紐はあるし、ゴムもあるからベビードール自体は落ちていないので、さらにセクシーさが増す。
< 404 / 548 >

この作品をシェア

pagetop