愛されることの奇跡、愛することの軌跡
玲奈の歯列を俺の舌でなぞる…実はこれ、先週玲奈の部屋でやったのが、初体験。


俺、実はキスって苦手で、遊んでいた頃も好きでもない女と唇合わせるのが苦痛だったんだ。


でも、苦手だったはずのキスも、玲奈に対しては俺から積極的にしている。


しかも自然としたくなるんだ。


時々、唇を離して玲奈を見つめる俺。


それを物欲しそうに見る玲奈。


再び唇を合わせると、今度は玲奈が俺の歯列をなぞってきた。


だから俺はさらに玲奈の舌の付け根まで差し入れた。


すると、お互いの唾液が顎を伝い、床にこぼれ始める。


俺の足の甲にも雫が落ちたのを感じたけど、それを拭うこともせず、ひたすら互いの唇と舌を奪い合った。


俺は玲奈の後頭部を右手で支え、左手は玲奈の腰の位置。


玲奈は両手を俺の首に回していたけど、キスが深くなりすぎて、限界…


俺は玲奈の体を壁に押し付け、顎を上に向かせた。
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