愛されることの奇跡、愛することの軌跡
「ごめん、玲奈。俺がとっつき過ぎちゃったね。ベッド、行こう」


俺は玲奈の膝裏に左腕を入れて、抱き抱えた。


当初は、メインとおぼしきキングベッドでシようと思ったけど、近くのこのサブベッドに玲奈を横たわせた。


隣の部屋とのドア、さっき完全に閉めちゃったしね。


愛し合う男女がバスローブとベビードールの格好でベッドにいると言うことは、もうこの先、プロセスはそれぞれあるだろうけど、することは1つ。


「玲奈、舌出して」


素直に出してきた舌に、俺も舌を出して絡める。


その行為が突破口になり、俺は玲奈の全身にキスをした。


玲奈の着ているものは全部脱がし、俺もバスローブを脱ぐ。


玲奈の中心から、泉が涌き出ているのが分かる。


玲奈の口から出る甘美な声も、あまりに心地よいBGMだ。
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