愛されることの奇跡、愛することの軌跡
俺は玲奈を抱き上げ、自分のベッドに横たえた。


「なあ、玲奈」


『なぁに?』


「多分、今日が終わると、しばらくこんな時間が作りづらくなる」


もしかしたら、卒業まで無理かもしれない。と覚悟している俺。


「このベッドは、俺が毎日寝ている場所だ。そんな日常の中で、会えない時も玲奈のことを思い出したいから…今からここでお前を抱いてもいいか?」


『何か、もう会えないみたいな言い方じゃない?寂しいけど、私もここで健吾に抱かれたい。健吾の心に私が住み着いて欲しいから』


「何言ってるんだよ。俺の心にはとっくに永住してるよ」


俺は玲奈に深いキスを落としながら、昨夜と同じようにフロントのホックを外し、双丘を揉み上げた。


キスは唇から首筋、鎖骨から段々下にさがり、頂を舌で転がしていると、


『ねぇ、健吾ってさ、実はオッパイ星人?』


と、玲奈が聞いてきた。


「自覚はないけど……こうやっていると感触が気持ち良くて……甘い匂いで美味しくて……止まらない」


俺は頂を吸うことを止めないで玲奈の質問に答えた。
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