愛されることの奇跡、愛することの軌跡
『健吾は思う?玲奈ちゃんと自分の赤ちゃんが欲しいって』
そりゃ思うさ。昨日その話したばかりだよ。
でも…実穂と同じ気持ちなことが何か恥ずかしくて、俺は正直にはならなかった。
「気持ちは分かるけど、玲奈はまだ18歳の将来ある身だからね」
『でも、体は繋がってるんでしょ?』
俺は頷いた。
『そうよね。玲奈ちゃんをただ花瓶に入れた花のように黙って飾っておくのはもったいないわよね。私とは逆だけど、心を手にいれたら、体も欲しくなるよね』
"ウフフ"と実穂は笑う。
この笑い方、良美さんとそっくりだ。
『玲奈ちゃん、大変かもね。ライちゃんから聞いたよ。健吾、玲奈ちゃんに片想いするようになってから、打算的に札幌で付き合ってた彼女に対して全く"勃たなくなった"って』
そりゃ思うさ。昨日その話したばかりだよ。
でも…実穂と同じ気持ちなことが何か恥ずかしくて、俺は正直にはならなかった。
「気持ちは分かるけど、玲奈はまだ18歳の将来ある身だからね」
『でも、体は繋がってるんでしょ?』
俺は頷いた。
『そうよね。玲奈ちゃんをただ花瓶に入れた花のように黙って飾っておくのはもったいないわよね。私とは逆だけど、心を手にいれたら、体も欲しくなるよね』
"ウフフ"と実穂は笑う。
この笑い方、良美さんとそっくりだ。
『玲奈ちゃん、大変かもね。ライちゃんから聞いたよ。健吾、玲奈ちゃんに片想いするようになってから、打算的に札幌で付き合ってた彼女に対して全く"勃たなくなった"って』