愛されることの奇跡、愛することの軌跡
『じゃぁ、テツの知る健吾さんの秘密は?』
"うーん、何かおもしろいことなかったかなぁ" と独り言を言いながらテッちゃんは考えた。
『あ、そうだ。コイツ、今は身長高いけど、中学二年まではスゲー小さくてさ。しかもこの顔だろ?街を俺と歩いてたらカップルによく間違えられてたなぁ』
え、先生が女の子みたいってこと?
『俺の姉貴の化粧品勝手に使ってコイツに試しにメイクしてみたのよ。姉貴には怒られたけど、素人がやったのに、ホントに女性になったんだよ』
『へぇ。今は、うーん、顔は確かにキレイだけど、女ではないよね。想像つかなーい』
『あー、もうやめてくれ!』
あ、ケンゴさん照れてるぅ。でも満更でもなさそう。
4人で笑った。
楽しかった。
でも楽しい時間には必ず終わりがある。
"うーん、何かおもしろいことなかったかなぁ" と独り言を言いながらテッちゃんは考えた。
『あ、そうだ。コイツ、今は身長高いけど、中学二年まではスゲー小さくてさ。しかもこの顔だろ?街を俺と歩いてたらカップルによく間違えられてたなぁ』
え、先生が女の子みたいってこと?
『俺の姉貴の化粧品勝手に使ってコイツに試しにメイクしてみたのよ。姉貴には怒られたけど、素人がやったのに、ホントに女性になったんだよ』
『へぇ。今は、うーん、顔は確かにキレイだけど、女ではないよね。想像つかなーい』
『あー、もうやめてくれ!』
あ、ケンゴさん照れてるぅ。でも満更でもなさそう。
4人で笑った。
楽しかった。
でも楽しい時間には必ず終わりがある。