Dark Moon&Star 完結
暁夜は言葉を選んでいるのか、中々言葉を続けようとしない。


一体、なんだというのだろうか?


「、、、そのピアス。どこで」


そんなことを聞かれても、わからない。


だって、あたしにもわからないんだから、、、


でも、どうして暁夜がそんなことを気にするの?


「どうして」

「、、、知り合いが付けてるのと、同じのだった」


、、、同じ?


あたしは、自分の耳にあるピアスをなぞる。


「だから、、、どこで手に入れたのかと思って」

「、、、わからない」


あたしの言葉に、暁夜は眉を潜める。

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