Dark Moon&Star 完結
『違う。雫月はまだ、何もわかっていない』


心の中にいる、あなたが話しかける。


、、、まだって、何?


『だって雫月は、俺のことを思い出してないだろ?』


、、、そうだ。


あたしはまだ、あなたが誰か思い出せて居ない。


あなたも、響月の死に関係してるの?


そう、聞いたのに、、、


、、、また、あなたは何も答えないで居なくなった。


「雫月ちゃん。今日は帰った方が、、、」

「大丈夫。サク、、、凜くんのこと」


あたしは、サクの瞳から目を逸らさない。

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