Dark Moon&Star 完結
そんな星夜のことをまた、2人はおかしそうに笑った。


「走るよ?」


星夜はそんな2人のことを睨むと、あたしに確認をしてから、バイクを走らせた。


見た目とは違い、意外と紳士的だったよね。


初めて星夜のバイクの後ろに乗った時、うるさい自分の心臓の音が、、、


星夜にも聞こえてしまうんじゃないかって、、、


正直、ドキドキしてたんだ。


星夜は後ろにあたしのことを乗せ、何を思っていたの?


あたしは、初めて知った「恋」と言う気持ちに、、、


少しだけ、戸惑っていたよ。


恋とか愛とか、、、


そんなあやふやなモノに、これから振り回されていくなんて思っても居なかった。

< 257 / 378 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop