Dark Moon&Star 完結
、、、2年も経てば、人は変わるもの。


だけど、星夜はあの頃のまま。


違うのは、星夜が寝ていることだけ、、、


「、、、2人に、なりたい」


あたしは凛くんに向かって、言う。


「わかった。暁夜、有紗。外行くぞ」

「なんで!?あたしだって、星夜と、、、」


納得して居ない有紗のことを、凛くんが睨む。


「星夜が一緒に居たい女は、お前じゃあねんだよ。それに、お前は星夜の女じゃねぇだろっ」


凛くんの言葉に有紗はグッと、下唇を噛む。


「どう言うことだよ!兄貴の女だって、お前言ったよな?」


暁夜は、有紗が本当に星夜の女だと思い込んで居たらしい。


有紗は暁夜の言葉に、ビクッと肩を揺らす。

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