Dark Moon&Star 完結
「騙してたのかよ」


凛くんは呆れたように言う。


「まぁ、いい。話は2人とも、外で」


凛くんはそう言い、暁夜と有紗のことを連れ出してくれた。


3人が居なくなり、病室の中に、、、


、、、星夜と2人。


静かな病室に星夜が付けて居る、機械音たちが響く。


こんな機械がなきゃ、、、


、、、星夜は、生きていけないんだ。


そう思うと、星夜は、、、


、、、ううん。


人間は、なんて脆いんだろう。


そっと、あたしは星夜の手を握る。


「、、、星夜。ごめん」


あたしは、やっと、、、


その言葉を星夜に伝えられた。

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