Dark Moon&Star 完結
あたしは星夜の体を揺らす。


「星夜!!」


そう、何度も星夜の名前を呼ぶ。


あたしは今、こんなにも星夜の傍に居るんだよ。


だから、目を覚ましてよ、、、


今日星夜に会えなかったら、あたしはもう、、、


、、、星夜に会えないような気がする。


星夜も響月と同じように、、、


、、、一生、手の届かない何処へ行ってしまうような気がする。


そんなの、あたしがさせない。


あたしにだけ、響月のことを背負わせないでよ。


あたしも背負うけど、星夜も半分、、、


、、、半分くらい、背負ってよ。


あたしにばっか、押し付けないでよ。


、、、ねぇ、星夜!!


目を、、、目を、覚まして、、、

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