Dark Moon&Star 完結
あたしは、涙を拭う。


「凜くんも、、、星夜の傍に居てあげて?」

「でも、、、」

「あたしは、大丈夫だから」


そう、泣き腫らした顔で言う。


スッと、立ち上がる。


「あたし、行くとこあるんだ。だから、、、またね?」


あたしはそう言い、心配そうな顔している凜くんを置いて、、、


、、、病院を後にした。


そして、あの、、、


、、、全ての始まりの場所に向って、1人で歩き出す。


いろんなことを思い出し、その1つ1つに、、、


あたしは、さよならを告げる。


これから、、、


1人で歩いて行くのに、その思い出たちは、、、


、、、あたしの歩みを止めるもの、、、

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