Dark Moon&Star 完結
はぁ〜と、息を吐く。


あたしは空に向かって、手を延ばす。


、、、響月。


、、、ありがと、ね?


星夜のことを連れて行かないでくれて、、、


そして、、、


、、、ごめんなさい。


ママにも、まだ本当のことを教えてあげられなくて、、、


結局あたしは、響月より星夜を取ってしまったんだと思う。


でも、響月。


響月はあたしにとって、本当に大切な人。


あたしは、たくさん響月にいろんなことを教えてもらった。


だから、今、、、


あたしは1人で歩き出す。


響月に恥じないよう、胸を張って生きていく。

< 374 / 378 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop