Dark Moon&Star 完結
ママは近くに合った、椅子に腰掛ける。


「、、、ママ、何か間違えてるかな?」


間違え、、、?


そんなこと聞かれても、あたしにわかるわけない。


ママだって人間だし、間違えることくらいあるだろう。


あたしなんて、きっと間違えだらけだし。


「何、急に」

「、、、雫月が倒れるまで、ママ我慢させてたのかなって?」


あたしは、我慢なんてしてない。


自分で言うのはなんだけど、結構自由に生きてると思うし。


「何それ。ママの考えすぎだよ。昨日遅く寝て、早く起きちゃったから、ただの寝不足だよ」


それでも、ママの顔色はまだ曇っていた。

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