Dark Moon&Star 完結
「そういえば、雫月が倒れた時、一緒に男の子が付いて来てくれたのよ」


、、、男の子?


「なんか用事あるから、また後で来るって言ってた」

「それでママ、その男の子に何言ったの?」

「はい。お待ちしてますって」


普通、見ず知らずの相手に、そんなこと言うか?


でも、、、誰だろう。


一緒に来た、男の子って、、、


あたしに、男友達なんていない。


その前に友達自体、遥しか居ないし。


まぁ、いっか。


って、、、


「ママ、仕事は?」

「あ、そうだ。サクから連絡来て、急いで来たんだ」


ママは思い出したように、慌て出す。

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