きっと、君が。
「お前がいるから。」


「そっ…かぁ。」


ほぼ起きていない頭でそう答えた。


もう起きていられない、そう思い意識を飛ばした。


「倉凪?寝たか。小さい体、食ってんのかよ。」


頭を撫でて、抱き締めた。


彼女はあまりにも小さくて、壊れてしまいそうだった。


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