きっと、君が。
「奈緒、どうしたらいいんだろう。」


「気持ち伝えればいいんじゃない?」


「できないよ、きっと振られる。」


「神崎君、軽く見えるもんね。」


「うん、気持ち伝えたら一緒にいられなくなる。」


「でも、言わなきゃ何も変わらないよ?」


奈緒の言うとおり。


言わなきゃ変わらない。


でも、今のまま変えたくない。


やっぱり、変えたい。


どっち…。


「焦らなくていいと思うよ♪気付いただけで今は十分‼︎」


「うん、ありがと。」
< 52 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop