きっと、君が。
私と奈緒は廊下に出て、壁に寄りかかった。


「そーいえばイケメン見つけたのー♪」


「はいはい。前も言ってなかった?」


「違う人だよ‼︎彼女持ちだったけどね。」


奈緒は好きになった人に彼女がいても諦めないタイプだ。


邪魔したりはしないけれど、想い続ける。


飽きるのは速攻だけど。


「奈緒、きょ「えっ、嘘でしょ!?」


奈緒に今日は何限で終わるか聞こうとしたら、前を通った他クラスの女の子の声により遮られた。


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