きっと、君が。
「俺、やっぱり諦められなくて。好きなんだよね。」


「…ごめん。」


「うん、そっか…。でも今日は倉凪さんを誘いに来たんだ。」


「今夜俺とどう?」


もう、同じ学校の人とかどうでもよかった。


そんなこと考えられない位に神崎の事が忘れたかったんだ。


返事の代わりに八城君にすがりついて、自分からキスを落とした。


「おいでー…。」


それから八城君の家へと向かった。
< 72 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop