きっと、君が。
目が覚めたときに隣にいるのはやっぱり奏で。


奏には悪いけど、神崎であってほしかったって思う自分がいた。


好きな人がいるのに、他の人に抱かれるなんて、バカな私。


なにやってるのー…。


奏の腕から抜け出し、スマホを見ると、奈緒から着信とラインがたくさん来てた。


ごめんね、奈緒。


急いで着替えて奏の家からでた。


やってしまったことは変わらない。


でもそれを早く消したかった。


こんな私を神崎は好きになってくれないよね。
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