偽装アイ。
ペナルティ
「ここは生徒会のメンバーしか入れない屋上だ
転校生とはいえそのことは知っていたんだよな?」
「…はい」
私がそう答えた瞬間、先輩はまたニヤッと笑った
「だったらペナルティだ」
「ペナルティ?」
ペナルティのことはあの子から聞いていない
「ペナルティのことは知らなかったんだな」
ちょうどいい。
小声で先輩が何かをいったけど私には聞こえなかった
「この学校は生徒会中心で回ってる
つまり、生徒会のメンバーしか使えないところに入ってしまったらペナルティがあるんだ」
…なんという学校なんだ
私は本日3回目の後悔をしていた
「で?そのペナルティって何をするんですか?」
「それはな…」