大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない





「俺も新垣と試合したいんだけど。」


「いいけど。
じゃ、西科、行ってくる~。」


「ああ。俺、着替えてくるわ。」


「うん。」


私はテニスコートに戻る。


「じゃあ、サーブは橘くんからで。」


「ああ。」


そういうとサーブを打ってきた。


サーブだけで分かった。
橘くん、西科まではいかないけど強い。
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