大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない





「私の部屋、行こう?」


「ああ。」


私は階段をのぼって、部屋に優夜と入った。

さっき気づいた。

絶対、優夜とは釣り合ってない。

優夜の今の格好は白のTシャツに
膝下のスキニージーンズ。

私は、肩で紐を結ぶノースリーブに短パン。


2人ともラフな格好だけど、
優夜とは比べものにならない。


だって、優夜、すごくカッコいいんだもん。


「課題はじめるか。」


「うん…。」
< 148 / 178 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop