大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない
「私の部屋、行こう?」
「ああ。」
私は階段をのぼって、部屋に優夜と入った。
さっき気づいた。
絶対、優夜とは釣り合ってない。
優夜の今の格好は白のTシャツに
膝下のスキニージーンズ。
私は、肩で紐を結ぶノースリーブに短パン。
2人ともラフな格好だけど、
優夜とは比べものにならない。
だって、優夜、すごくカッコいいんだもん。
「課題はじめるか。」
「うん…。」