大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない
優夜が離れて、少しして、
「ちょっと、キミ。
1人だったら、俺らと一緒に来ない?」
男の人たちに声をかけられた。
「人、待ってるんで…。」
「ここで待ってても暑いでしょ?
俺らとカフェでも行こう。」
「行きません。」
「いいじゃん、少し「お前ら、人のもんに何してんの?」
「優夜っ!」
「チッ、男かよ…。」
そういって男たちは去っていった。
「だから、言ったろ?
お前、モテるんだよ。
自覚してもらわねぇと俺も大変だから。
でも、ごめん。嫌な思いさせたな。
これ、買ってきた。」