大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない





「じゃあ、西科くんは、
この子たちをお願いできる?」


「……はい。」


可哀想。(笑)

優夜が任されたのは、女子5名。

テニスは下手で、優夜のファン達。


あー、可哀想。


「優夜、がんばれっ!」


「お、おう。」


「おい、男子。
お前らは、走り込みをするぞ。」


男子テニス部の顧問が言う。

これまた、可哀想。
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