大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない
»茉梨の過去
------中学の時。
『俺と付き合ってください。』
『喜んで。』
当時好きだった直哉くんに告白されて、私はokした。
そして、付き合いはじめて1か月。
昼休み、階段を通ったときに、直哉くんの声が聞こえて立ち止まった。
すると、
『お前いいよな。新垣と付き合えて。』
『だろ?ま、別に好きじゃないけど。
俺のこと好きそうだし、告ってみたら、okしたから付き合ってるだけ。』
『まじかよ。可哀想な新垣。』
『だって、あいつと付き合ってたら自慢できるし、
しかも、あいつ、スタイルいいだろ?』