近距離幼なじみ
衝撃連発?!失恋確定?
「ねぇ、どうすればいいかな?」
昼休み、ポッキーを食べながら
春香と話していた。
「どうって何が?」
「俊哉くん!アタックしたほうが
いいのかな?」
「そりゃねー!すぐもってかれちゃうよ」
「やっぱそうだよね」
「うん。もしかしたらとっくに
もってかれてるかも?」
「え?!それは嫌!うちの初恋は
どうなんの!泣」
「でも、同校だったらすぐ噂広まるし
付き合ってないんじゃない?」
「そっか。」
「がんばんなよ」
「うん!頑張る!大好きだもん」
「はぃはぃ」
ほんとだから。
好きが溢れるくらい好き。
「よしっがんばるぞ!」
そうつぶやいていたとき、
幼なじみがこっちを見てたなんて
あたしは、知りもしなかった。