鏡の中のもう一人の自分といれかわってしまいました。

『じゃ、また質問だけどなんでうちがこんなお姫様って感じの部屋にいるの?』

「そこは、私の部屋よ。柚莉奈と私は入れ替わったの。」

『はい??ちょっと、言ってる意味がわかんないから説明してくれへん?』

「そうね…。いいわ。どこから話そうかしら。じゃあ、まずはパラレルワールドの話をするわね。」

『ちょっとまってパラレルワールド?何それ?』

「だから、今から説明するって言ってるでしょ?まず、パラレルワールドって言うのは簡単に言うとその人の道がたくさん存在するの。それをまとめてパラレルワールドって言うんだけど、柚莉奈の場合はあなたと私をいれて7人いるの。」

『7人もいるの!?』

「7人の中には柚莉奈の理想な自分や、柚莉奈と反対の自分がいるわ。みんな、顔は同じで声も同じ。だけど、名前と性格は違うの。私の場合は柚莉奈の理想だけど。
そして、私はいわばお嬢様なの。でも、お嬢様って言うのも結構つらいから一般人の生活もしたいと思って少し強引だったけど変わってもらったの。」






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