鏡の中のもう一人の自分といれかわってしまいました。
『えっ?普通、うちに説明して聞かない?』
「それも考えましたけどそんなことしても柚莉奈はうん。いいよ。って言わないでしょ?」
『そりゃもちろんそうに決まってるじゃん!』
「ほら。ハァ。だから、無理やり入れ替わったのよ。」
『でも、本当にそんな理由でぇ?』
「そ、そんな理由って!私からしたら大事な理由よ。」
『はいはい。とりあえず、もとの世界に帰して。』
「それは、無理。」
『はああああーーー?』
「だって、扉閉じちゃったんですもの。」
『じゃ、扉開けてよ~。』
「扉は、年に二回しかあかないもの。ちなみに今回は一回目。だから次は、今は6月だから12月よ。」
『12月~!最悪!』
「だから、半年間は入れ替わったことがばれないようにしてね。」
『はい…。』
うちは、渋々呟いた。
ハァ。なんでこんなことに。