君の居場所
あれ?
思ってたよりも若い!?
「ちょっと、あんた。
あたしがどんだけ年取ってると思ってたのよ!
口からだだ漏れよ。
それならそれで、今日のオムライスはあげないわよ?」
「うう・・・。
すみません。」
オムライスが食べたいので、
反省している素振りを見せておいた。
「はーい、オムライス2つ出来たわよ~」
おお。意外と早い。
さっき注文して、もう出来上がったんだ。
3分も経ってなかったような気がするんだけど。
「出来るの早いね。」
頼斗に向かって言うと、
「当たり前。だから有名なんだよ、ここの食堂は。
早いし、うまいのなんのって、人気ナンバーワンの食堂だ。」
へー。
よく知っていらっしゃる。