君の居場所

始まりの始まり

「今日の仕事は･･･ここまででいいな｣



夜、ひっそりとしたこの瞬間

刀を片手に持ち１人、少女はつぶやく。

見た感じ少女は10歳くらい。


近くの公園のベンチに腰をおろし、刀を置いた。


コトリ


ガヤガヤとした夜の街には似合わない、


不気味なほど静かなそこに


刀を置くその音だけがこだました。





だがそこに･･･