彼の愛情はストーカー並だ。



「梨麻がこっちに歩いて行くのが見えたから…急いできたんだよ!」


「え?」


「こんな格好で一人で歩いてたら危ないんだぞ!バカっ」


急に夏目が抱き締めてきた


「夏目…ごめんっ」


「でもさ!梨麻でも妬くことあるんだね~」


さっきとは、裏腹にニヤニヤして笑う夏目


「可愛いかったなぁー♪梨麻が妬いてるの~!あんな台詞吐いてくれるなんてなぁ☆」




「ななな、なんで知ってるのよ!?」



「聞こえちゃった☆」



そうだった!夏目は異常な程の地獄耳


ぅわぁぁぁあああ\\\\\\\\\\\\\


は、恥ずかしいっ!!


バカ!バカ!バカ!私のバカ~!

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