彼の愛情はストーカー並だ。


「あ…。う、うん…そうだね。」


「あれ?梨麻体調悪い?顔面蒼白だよ!?」


「大丈夫だよ。少し寝不足で…」



心配してくれる夏希ちゃんに私は嘘をついた。



「ん♪じゃあ、永平君の席は…あっ!本城さんの隣の席空いてるわね!そこに座っちゃって♪」


ドキッ!


私の隣…


神様は残酷だ。。。
よりによって隣の席だなんて。。


隣の席についた柏君は、私の所に顔を向け




「本城…?本城って本城梨麻ちゃん?」


「柏くん…」


「おぉ!梨麻ちゃん!俺のこと覚えてる!?」


「うん…」


忘れもしない


私の幼馴染みであり.そして…



私の初恋の人…。


< 53 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop