彼の愛情はストーカー並だ。
《ポタッ。ポタッ。》
「うっ…。うっ…。」
ゴメンね、ゴメンね拍くん、ずっと誤解して…
私…とんでもないことしてたんだ…
拍くん…
《シャーーー》
「梨麻…起きて…」
「うっ…夏目…グズわ、私…勘違いしてて…拍くんのこと…グズ」
わかってあげられなかった。。
「よし。よし。梨麻、後悔してるなら謝りに言ってこいよ!あいつは、ずっと梨麻を一途に想い続けていたんだ」
「うっ…グズわたし、言ってくる!ちゃんと和解したい!グズ」
「それでこそ。俺の梨麻だ」
「ありがとう!夏目」
ガラガラ
私は、拍くんの元へ保健室をあとにした