彼の愛情はストーカー並だ。

私は決心し、そして言う



「夏目……別れよう。」



「え?どうしたんだよ。急に?別れるとか冗談でも言うなよ」


「あのさー。はっきり言うけど、夏目のことずっと前に飽きてたんだよねー」


そんなことない。今でも好き



「ストーカーばっかしてさ、めっちゃあり得ないし。てかキモいし」


違う!本当は夏目の優しさだってわかってる



「今日のお母さんでもあんなこと言われたしさー。もう、大迷惑だし。」


そんなこと本当は思ってない


「てか、本当のこと言うと別に好きな人いるし。」


いない。まだ夏目のことが大好き



「だから、別れて!てか、別れろ」

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