彼の愛情はストーカー並だ。
「梨麻っ!
どこいってたのよ!心配したんだからね!」
「えへへーゴメーン」
「全く梨麻がいないと商売にならないんだからねー」
結局、私がクラスに戻ったのはお昼すぎだった。
「ゴメーンって!お昼はちゃんと働くからさー」
「じゃあ、しっかりね!目指せ優勝!」
「おぉ!」
私は、夏目を思い出さない為必死になって働いた
キーンコーンカーンコーン
《これで、文化祭最終日を終了したいと思います!
なお。これより優勝、準優勝を発表します》
いよいよ、この時が来た!
「梨麻!楽しみだね!」
みんなとても張り切っている様子でこっちまでワクワクする!
「そだねーっ!」
《では、発表へ参ります!
準優勝!356ポイント獲得2-7組》
『わぁぁあああああああ!』
上の階から物凄い歓声が聞こえてきた